★寝返りをする子が増え、人見知りが始まることも

<首がすわり、昼寝がまとまる>
多くの赤ちゃんが、首がすわるようになり、うつぶせで上半身をしっかり起こしたり、うつぶせのまま両手を使って遊べるようになります。首周りや背中、お腹の筋肉が鍛えられるので寝返りをするようになります。まだ、1日の半分以上は寝ている時期ですが、昼寝が午前と午後の各1回にまとまってくることが多いです。

<自分が欲しいと思うおもちゃで遊ぶ>
人の顔を少しずつ区別できるようになるので、家族とそうでない人がわかり、特にママを特別な存在として認識するようになります。距離感がつかめるようになり、欲しいおもちゃに手を伸ばして遊べるようになって、振り回したり、舐めたりと、自分から働きかけて遊ぶようになります。

<この時期の赤ちゃんの特徴>
〇 夜泣きが始まる子がいる・・・「睡眠退行」といわれ、脳が発達するタイミングや成長の節目に起こりやすいとされています。
・生まれるときにママからもらった免疫が切れる時期のため、病気にかかりやすくなります。感染症予防のため、できるだけ人混みへのお出かけは避けましょう。
・人見知りが始まる(身近な人と他の人を区別できる力=認識力が育ってきたサイン)

<この時期の赤ちゃんの生活とお世話のポイント>
□ 転落や誤飲の事故予防のため、部屋の安全チェックをする
□ 授乳のリズムを整え、サインが見られたら離乳食を始めましょう
→よだれの量が増える、スプーンを口に当てても嫌がらない、大人が食べていると興味を示す、授乳・生活のリズムが整ってきた、5秒くらい座っていられるなどの様子が見られたらスタート。離乳食を始める日は、医療機関の診療時間内に設定すると、万が一、食物アレルギー反応が出たときにすぐ受診ができ安心です。
□ できるだけ同じ時間に昼寝をさせましょう
→早寝・早起きを心掛け、うつぶせ遊びや寝返り遊びなどで昼間はたっぷり体を動かしましょう。