★1人でおすわりできるように
 大人の言葉をまねすることも

<おすわりが安定し、手指の動きがさらに発達>
両手で支えなくても、しばらくの間なら座れるようになりますが、振り向いたときに倒れることもあります。おすわりで遊ぶことを喜ぶ赤ちゃんが増え、中には、おすわりをしたまま目の前のおもちゃを手に取り、元の姿勢に戻ることができる子もいます。リモコンのような日用品で遊びたがる時期でもありますので、誤飲には十分注意しましょう。手指の動きがさらに発達し、親指とそのほかの指で物を挟んで持てるようになります。

<ママやパパの言葉や行動に興味を示し始める>
ママやパパの言動に興味を示すようになることによって、大人の言葉を真似するようになります。「ゴニョゴニョ」という感じで真似たり、唇を閉じて発音する「マ」「パ」などの音を出せる赤ちゃんもいます。声掛けに対して動作や表情で反応するようになるため、赤ちゃんと積極的にコミュニケーションをとっていきましょう。

<この時期の赤ちゃんの特徴>
・両手を使って遊べるようになる
→「はい、どうぞ」のやりとり遊び。赤ちゃんへ、好きなおもちゃを渡してあげることから始めてみましょう。赤ちゃんが受け取れたら、「ありがとう」と言葉を添えながら「受け取れたね」「上手だね」とほめて喜んであげましょう。

<この時期の赤ちゃんの生活とお世話のポイント>
□ 感染症に気を付けましょう
→風邪や突発性発疹などで、高熱を経験する赤ちゃんも増えてきます。お出かけは、赤ちゃんの体調に合わせて、無理のないスケジュールにしましょう。
□ 離乳食の食材メニューを増やしましょう
→2回食になり、ただ飲み込むだけでなく、舌で食べ物を押しつぶして飲み込むようになってきます。離乳食からとる栄養が少し増えるので、バランスの良い献立(炭水化物、たんぱく質、ビタミン類を含む食材)を考えましょう。食べる量には個人差があります。食後は、しっかり授乳しましょう。