★つかまり立ちが安定。はっきり意思表示するように。

<手指がさらに器用になり、手づかみ食べをする子も>
多くの赤ちゃんがつかまり立ちをするようになり、伝い歩きをが始まる子もいます。小さいシールを器用にはがしたり、おもちゃを打ち合わせることができるようになります。手と口の動きが連動するようになり、自分で食べたいという意欲も増すため、手づかみで食べようとすることもあります。言葉の理解がさらに進み、「バイバイは?」というと手を振るなどすることも。

<泣く以外の方法で意思表示をするようになる>
たとえば、好き嫌いなどの感情が芽生えてきて、いやな時はママやパパの声掛けを無視したり、差し伸べた手を払いのけたりすることも。両手を上げて、「抱っこ」のサインをしたり、ママやパパに手で欲しいものを伝えようとしたりします。




<この時期の赤ちゃんの特徴>
・つかまり立ちが安定する
・手づかみ食べが増える
・言葉の理解が少しずつできてくる


<この時期の赤ちゃんの生活とお世話のポイント>
□ 10か月児健診を受けましょう
乳幼児健康診査
□ 早寝、早起きを継続しましょう
→昼は公園遊びで五感を刺激して。昼間たっぷり遊ぶと、食欲もわき、生活リズムが整いやすくなります。20時までには寝かしつけましょう。
□ 手づかみ食べをさせましょう
→手先が器用になってくるので、スプーンやフォークを自分で持ちたがったり、皿に手を伸ばしたり、「自分で食べたい」という気持ちが育ってきます(自我の芽生え)。持ちたいだけで自分ではまだ食べられませんが、床の片づけがしやすいよう、レジャーシートなどを敷いて対応しましょう。手づかみ食べを嫌がる子は、色々な触感のおもちゃで遊ぶなど、手指の感覚を刺激してあげましょう。
□ たくさん話しかけ、絵本の読み聞かせを始めてみましょう
→手を振りながらバイバイと言ったり、タッチと言いながら手や足を触ったりなど、行動と一緒に話しかけてあげると赤ちゃんがより言葉を覚えやすくなります。また、赤ちゃんの表情やしぐさから気持ちを読み取って、「抱っこ嬉しいね」「ご飯おいしいね」など、言葉に変えて伝えてあげましょう。