★つたい歩きに安定感が出てきて、指差しや声でのやりとりができる子も

<伝い歩きが安定し、ふたの開け閉めができるように>
伝い歩きが上手になると、足の力だけで体を支え、バランスをとれるようになります。手指はさらに器用になり、ふたの開け閉めができるようになります。昼寝がまとまり、起きている時間が長くなってきます。

<欲しいものを指さして声を出すようになる>
欲しいものを指さしながら、「あっあっ」と声を出したり、「まんまんま・・・」などの意味のない言葉でおしゃべりを始めます。言葉の理解はさらに進み、「ブーブはどこ?」と聞くと車のほうを見たり、「ちょうだい」と言うと持っているものを渡すなど、簡単なやりとりができるようになります。

<この時期の赤ちゃんの特徴>
・つたい歩きが始まる
・手指がさらに発達する
・言葉の理解が進む



<この時期の赤ちゃんの生活とお世話のポイント>
□ 昼寝は15時頃までに切り上げましょう
→昼寝がまとまり、夜はまとめてぐっすり眠る赤ちゃんが多くなります。夜泣きが続いたり、昼寝を長時間する赤ちゃんもいますが、お散歩や外遊びを積極的に日課に取り入れることで、少しずつ生活リズムが整ってきます。お風呂は寝る30分~1時間前くらいに入ると良いでしょう。
□ 好き嫌いや遊び食べが始まったら、環境やメニュー、味付けで工夫を
→食事中は集中できるようにテレビを消す、自分で持てるスティック状の野菜を持たせる、出汁を利用したりしょう油等の調味料を少量使ってみる等、試してみましょう。
□ 歯磨きの習慣をつけると良いでしょう
→唾液の分泌量が少なくなるため、歯についた汚れが唾液で自然に落ちにくくなります。特に、上の前歯は唾液が届きにくく、汚れが残りやすいので、歯肉を傷つけないように優しく磨いてあげましょう。歯磨きが嫌いにならないように、機嫌のいいときを狙って楽しく磨きましょう。