★体つきに安定感が出てきて、ほんの少しなら1人でおすわりできる子も

<両手で支えればほんの少しおすわりができるようになる>
両手で体を支えながら、ほんの少しなら1人で座れるようになります。ただし、背中が丸まり不安定な体勢で後ろや横に倒れやすいので、必ず大人がそばにいて見守ってください。寝返りが上達してきて、足で勢いをつけなくても腰をひねって回転できるようになります。手の動きも発達し、手で持ったものをもう一方の手に持ち替えられるようになります。

<色々な理由で泣くことがある>
寂しい、悲しいといったより細やかな感情が発達してきて、色々な理由で泣くようになります。泣き方の違いに注意して、どうして泣いているのか、赤ちゃんの気持ちを考え、どんなときどんなふうに泣くのかがわかってくると、スムーズに対応できます。簡単な言葉に意味があることがわかり始め、人やおもちゃに向かって「アーア」など繰り返し声を出す赤ちゃんもいます。



<この時期の赤ちゃんの特徴>
・発育に個人差が出始める
・理由や目的があって泣き、問題が解決したら泣き止むようになる
・夜中に泣いて起きるようになる子もいる
・欲しいものに手を伸ばしたり、ママやパパの顔をみて訴えるようになる(共感性)
・乳歯が生え始める

<この時期の赤ちゃんの生活とお世話のポイント>
□ 離乳食を1日2回に進めましょう
→離乳食スタートから1か月したら、授乳時間のうち1回を2回目の離乳食タイムに置き換え、2回食をスタートしましょう。1回目と2回目の間は3~4時間は空けます。おふろや就寝時間を考えて、2回目は19時を過ぎないようにし、できれば毎日同じ時間にあげるようにしましょう。この時期は、母乳やミルクから栄養をとっているので、食べる量やバランスは気にしなくて大丈夫。離乳食の後は、赤ちゃんが欲しがるだけ母乳やミルクを飲ませてあげましょう。
□ オーラルケア(お口のケア)を始めましょう
→乳歯が生える順番や時期は個人差があります。生え始めの時期は、歯磨きの習慣よりもまずは口周りに触られることに慣れさせることが大切です。