★1日中、ねんねで、泣くことが自己表現の手段
<昼夜の区別なく、飲んで寝るを繰り返す>
昼夜の区別がないため2~3時間おきの覚醒を繰り返します。生まれてからの数日間は、出ていく水分量が多いため、体重が一時的に減少しますが、生後10日程度で出生時の重さに戻ります。
<泣くことが唯一の自己表現の手段>
快や不快の感覚ははっきしていています。「お腹がすいた」「おむつが濡れている」「眠い」などの不快は、すべて泣くことで表現します。要求が満たされると、次第にママやパパが不快を取り除いてくれる人だとわかるようになります。
<この時期の赤ちゃんの特徴>
〇 新生児微笑・・・生後間もない赤ちゃんが眠っているときやウトウトしているときに、目を閉じたままにっこりと笑う様子。自発的微笑や生理的微笑とも呼ばれ、生後2ヶ月頃から見られなくなってきます。
<この時期の赤ちゃんの生活とお世話のポイント>
□ 赤ちゃんが欲しがるだけ授乳しましょう
→生後間もない赤ちゃんの胃の容量はとても小さく、1度にたくさんの量は飲めません。母乳の場合は、授乳の間隔を気にせず、欲しがったら授乳しましょう。ミルクの場合は、ミルク缶などの記載を目安にし、飲ませすぎないようにしましょう。
□ 快適な室温と環境を保ちましょう
□ おむつは定期的に取り替えましょう
→おしっこは10回/日前後、うんちは1~8回/日程度するため、おむつかぶれ予防のためこまめにチェックしましょう。
□ 全身の保湿をしましょう
□ 赤ちゃんとたくさん触れ合いましょう
→皮膚の刺激に敏感で、やさしく触れられたり抱っこされると、赤ちゃんは心地よい気分になります。大人が赤ちゃんに話しかけるときに自然と発する、少し高くて優しい声も大好き。「上手に飲めたね」「おむつ替えてさっぱりしようね」とたくさん語りかけましょう。